坂本小学校4年生の登日圭佑さんが、このほど開催された「第34回K―1アマチュア大会」の「K―1キッズBクラス3〜4年生重量級トーナメント」で優勝し1月31日に行われる全日本大会の予選へ出場する。念願のトーナメント初優勝を果たした登日さん。「日本一」獲得へ向け、闘志を燃やしている。
K―1空手は、従来の空手の要素とキックボクシングの要素が合わさった種目。登日さんは父・佑起さんの勧めで5歳の時に天王町の「K-1GYM横浜」の門を叩き、現在は緑区内にある「K―1空手鴨居スクール」(櫻田泰代表)で週に3日ほど稽古に励んでいる。サッカー教室にも通うスポーツマンで、持ち前の集中力は櫻田代表も目を見張るほど。得意技は「ローキック」だという。
同階級には9人がエントリーしていた。初戦と2回戦を順当に勝ち抜き、迎えた決勝戦だったが、力の強い相手選手に思うように攻撃を出せず「押され負けしそうになった」と振り返る。試合が中盤に差し掛かった頃、登日さんは得意のローキックやパンチを多く繰り出して均衡状態だった戦いを打開。判定で見事勝利を収めた。
これまでもトーナメントへの出場を重ねていたが、優勝は初めて。「決勝戦で負けるかと思ったけど、優勝できて嬉しかった」と少し照れながら振り返る。
初出場を目指す全日本大会に向けて「手で押しすぎないこと」「パンチを突くように打つこと」など、まだ課題も残るというが「練習はきついけれどこれからも頑張って、次の大会も優勝したい」とまっすぐな眼差しで意気込みを語った。
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