意見広告・議会報告
市政報告【11】 新たな発想で果敢にチャレンジ 横浜市会議員 森ひろたか
新年明けましておめでとうございます。謹んで新春をお祝い申し上げます。本年の干支は「乙(きのと)巳(み)」「再生と変化」、「努力を重ね、物事を安定させる」といった縁起が良い年とされています。
政治が変われば政策が変わる。政策が変われば生活が変わっていく。その実感と政治の必要性を感じていただけるよう本年も一つ一つの声に丁寧に取り組んで参ります。
いよいよ横浜市においても人口減少局面・超高齢社会に突入いたしました。時代の転換点を迎えた今、子育てに関する経済的支援、環境整備、教育改革に力を入れていく施策は大変重要となります。子育て世代を呼び込むことで、地域や経済の活性化ひいては福祉・医療、防災・減災などより良い市民サービスに繋げることができます。
誰もが安心して暮らせる。住みたい住み続けたいまちの実現に向け、諸課題の対応と具体政策の立案・実現をして参ります。
新たな公共交通のあり方を提案
市民生活において身近な移動手段として利用されている「市営バス」。人口減少に伴う利用者の減少に加え、働く担い手を確保するための人件費や軽油をはじめとしたエネルギーが高止まりするなど、深刻な問題を抱えています。これまで私は、持続可能なバス事業とするための新たな経営戦略として『動力費の低廉なEVバスの導入や安価な合成燃料など、新技術を採用し安定経営を実現すること』『福祉施設やスーパーマーケットなどの送迎車両いわゆる「地域で眠っている輸送資源」を有効活用し、より柔軟で利便性の高い公共交通への転換を図ること』『所有資産の有効活用として、今後20年以内に建替時期を迎える保土ケ谷区役所をはじめとした公共施設とバス営業所の複合化を行い、効率的・効果的な資産運用と重層的な収益構造としていくこと』等について具体提案を行い、現在その導入に向け議論を深めています。
公共交通の第二の創設期とも言える今、これまでの考え方に捉われず新たな発想を持って果敢にチャレンジして参りたいと思います。
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