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保土ケ谷区 人物風土記

公開日:2025.02.13

保土ケ谷区少年野球連盟の4代目会長を務める
葛西 清夫さん
新桜ケ丘在住 68歳

学童野球盛り上げる

 ○…連盟発足当初の1980年代は保土ケ谷区内に45の学童野球チームが活動していた。以来、少子化やスポーツの多様化などが要因となり現在は16チームに。連盟会長として「それぞれのチームで子どもたち(部員)を増やす努力を続けてもらいたい。決して灯を消してはならない」と語尾を強める。

 ○…生まれは東京都武蔵野市。小学4年までの放課後の遊びと言えばもっぱら三角ベースだった。投げられたボールをどのようにして拳で打ち返すかといった点に魅力を感じたという。「得意でしたよ」とにこり。父の仕事の関係で移り住んだ広島では瀬戸内海での魚釣りに没頭。「アタリが来た時の感覚と釣り上げるまでが醍醐味。自分で釣った魚は格別に美味しい」と魅力を語る。日本カーリット(株)では釣り部に所属し相模湾でアジやサバなどを釣って楽しんだという。自宅では鍋などを作って家族に振る舞う。地元の自治会では桜まつりや盆踊りなどのイベント時に婦人部の調理を手伝うほどだ。

 ○…「週末は野球漬け」の生活は2人の息子が地元の学童野球チーム『藤塚パワーズ』に入団した時から始まった。厳しい指導も受けたというが、練習が終われば皆で楽しく酒を酌み交わす。「これも1つ続けてこられた理由かな」。歴代の連盟会長や多くの先輩から多くのことを学び、審判員の資格も取得。「先輩方が手取り足取り指導して頂き今がある」と感謝の言葉を口にする。

 ○…現在連盟に所属する審判員約100人の中には藤塚パワーズ出身の審判員も。この先も選手たちが気持ちよくプレーできるよう「継続的に育成することが重要」。これまで続けてきた近隣区の連盟との連携を継続し、”保土ケ谷の学童野球”を盛り上げていく。

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