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鶴見区版 公開:2013年2月28日 エリアトップへ

生麦のキリンビール株式会社横浜工場で工場長を務める 箕浦 直哉さん 川崎市在住 56歳

公開:2013年2月28日

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ビールづくりは絆づくり

 ○…「かながわ地球環境賞」を受賞したキリンビール株式会社横浜工場の工場長として、工場全体のマネジメントなどを行う。「ビールの原料は大地の恵みによって得られている。環境への還元は私たちの使命だと思っている」と受賞について語る。工場長には今年1月1日に就任したばかり。「横浜はキリン発祥の地。当社のルーツとも言える横浜工場で働けることを、誇りに感じている」という。

 ○…滋賀県出身。大学時代に微生物や発酵について研究し、キリンビールに1978年に入社。広島工場を皮切りに、福岡、神戸など各地の工場を渡り歩き、工場長を務めるのは今回で3度目だ。ビール作りは人の絆を強くするものだと考える。「祝いの席など、うれしい、楽しい場面にビールは必ずある。人生の節目に大事な人とラガービールを飲み交わしたことが思い出だと言ってくれる人もいる。ビールを通し、人と人をつなぐことができるのがこの仕事の魅力」

 ○…家庭では、妻と二人の娘を持つ。意外にも家族はビールよりもワイン派。「私はビールが一番なんだけれど」と笑う。趣味は山登りにスキューバダイビング、そして寺巡り。鶴見を代表する大本山總持寺にももちろん足を運んでいる。「大黒様は大きくてすごかった」。寺を巡ると心が落ち着くという。「ご先祖様を大事にしたい。今仕事ができるのは、両親やその親のおかげだからね」

 ○…工場長は地域と工場のパイプ役でもある。地元への感謝は忘れない。「横浜工場が製品を生産できるのは、地域の皆様のおかげでもある。地域に根差し、貢献していきたい」。世界の強豪に負けない競争力をつけていくことも今後の目標。「プライベートブランドや、世界的なメーカーなどの多くのライバルと戦っていかなければならない。新しい技術を取り入れ、うれしい、楽しいエピソードにふさわしいビールをこれからも作っていきたい」
 

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