鶴見区版 掲載号:2016年3月24日号 エリアトップへ

ドイツを拠点にピアニスト・作曲家として活躍し、4月2日に凱旋コンサートを開く 小野 貴子さん 馬場町出身

掲載号:2016年3月24日号

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職業は、生涯「音楽家」

 ○…優れたオリジナル作品を制作し、演奏活動もしているアーティストに贈られるドイツ・クラシックラジオアワード2015を昨秋受賞。99年に渡独以来、初となるホールコンサートは、地元・鶴見区民文化センターサルビアホールを選んだ。ドイツでの音楽家活動の「根っこ」として目ざした永久ビザ。14年に取得し、日本での活動に踏み出した。「こういう人間ということをアピールしたい」

 ○…鶴見生まれ。馬場小、上の宮中と通った。寺尾第二幼稚園時代、教諭が昼食時にピアノを弾く姿に憧れた。「親に頼んで通わせてもらった」というヤマハ音楽教室。講師に勧められ専門コースで作曲を学んだが、ピアニストの出す音色に興味を持ち、演奏の道へ。「作曲を習っていたせいか、高校で音楽学校に行くほどじゃなかった」。入試でようやく入った桐朋学園大でも、「ビリの方だった」と決して順風満帆ではなかった。

 ○…「音楽の世界が好きなんだと思う」と柔和な笑みを浮かべる。音楽だけで暮らせない人たちをたくさん見てきたが、違う道に進む考えはなかった。職業・音楽家が当たり前の欧州。機会が多いと聞いたドイツに決め、桐朋大卒業後4年間、音楽教諭とピアノ講師で蓄えた貯金で渡独した。音楽家として生きていくために――つかむまでは帰れないと思っていた。

 ○…安定的な収入が証明できないと、ビザがおりないドイツ。留学中、国際コンクールに入賞し、現地の音大卒業後は、ピアノ教室を開くなどして生活してきた。そんなドイツだが、「寒さがきつい。味付けがしょっぱい」と笑う。帰国は年に数回、長期休暇を利用。必ず行くのは美容院だ。納豆など、向こうで値段の高いものも食い溜めする。今後は少しずつ、ホームを日本に。コンサートはもちろん、作曲活動にも力を入れる。「日本でもコンサートに呼んでもらえるように」。逆輸入の音楽家が活躍の場を広げていく。

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