ひでしの「実績で勝負」29 県政報告 地域の声で三ツ池に四阿 公明党 鈴木 ひでし
地域の方からご要望を頂き、県との調整を行っていた県立三ツ池公園内の四阿(あずまや)が先日完成し、利用開始当日に早速現地を視察してまいりました。要望を頂いた近隣住民の方々も駆けつけ、ともに完成の喜びを分かち合いました。
撤去から約2年、この間ご不便をおかけした方も多かったと思いますが、利用しやすくなった四阿を活用頂ければ幸いです。
バリアフリー化で撤去
県立三ツ池公園のような大きな公園に、休憩場所となる四阿は不可欠な存在だと思います。三ツ池は鶴見の中でもシンボル的な公園として、老若男女問わず、毎日多くの人が訪れています。近くに住む私も、愛する者の一人であります。
そんな同公園内の中央付近・中の池にあった四阿が撤去されたのは、2016年7月のことでした。それまであった旧四阿が設置されたのは1981年。一段上の奥まった位置にあり、バリアフリーに対応した園路を整備するにあたり、撤去されてしまったのです。
「友人の利用者が困っている」。私のもとにそんな相談が届いたのは、撤去後すぐのことでした。要望された方は、公園から5分ほどの所に住み、30年間ほぼ毎日三ツ池を利用しているという住民の方。やはり最初に影響が出るのは利用者です。
相談を受け、私は維持・管理を行う神奈川県横浜川崎治水事務所に問い合わせを行い、費用面や今年度予算などについて調整。新たな四阿設置に向けた予算を正式に要望しました。
年度中だったため、すぐに予算確保はできなかったものの、休憩所の代替措置として置かれていた切り株椅子4基に代わり、まずは同年12月に県産材の野外テーブルの設置に至りました。
予算確保し整備へ
そして、翌2017年度分で1670万円の予算を確保。今回の四阿設置が実現しました。
今年のソメイヨシノは例年より早めの開花となりましたが、満開の時期に間に合わせて頂き、多くの方に利用してもらえたようで嬉しく思います。
現在は野外卓が一基のみですが、利用状況も見ながら、ローテーブルのような使い勝手の良い椅子が一基追加される予定です。また、四阿の周囲など未整備の部分も、桜のシーズンが終了次第とりかかるとしています。
まさに議員の仕事
さらに、あわせて公園内に9カ所あるトイレについても、今後5カ年で原則洋式に移行する予定です。この4月から、人が集まるところを中心に、順次工事が始まります。
今回の件は、地域の要望を形にする、まさに議員の仕事というものを改めて実感させて頂くことになりました。今後も地域の皆様の声に耳を傾け、一つでも形にできるように励んでまいります。
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