令和2年度 ⅤOL1 山田かずまさ市政報告 大事なのは『あと少しの想像力』危機を乗り越えよう
新型コロナウイルス対策特別措置法に基づき、本年4月7日緊急事態宣言が発せられました。
多くのイベントや行事が中止ないしは延期となり、外出自粛、学校や勤務先の休業などにより、日常に大きな影響が出ています。
緊急事態宣言を受けて、理髪店を営む友人は「自分の感染の可能性だって全くゼロではない。お客様や子ども達が、万が一でも集中治療室に入る姿を見たくない」と長期の休業を決めました。家族を抱える父親として、働き盛りの経営者として、簡単な決断ではなかったと思います。医療従事者や行政職員等ははもちろん、彼のような、無数の街のヒーローたちが、この未曾有の脅威に対し、最前線で必死に戦っています。
無名のヒーロー達が、仕事・家族・人生を守っていけるよう、政治家として、国に県に横浜市にしっかりと訴えていきたいと考えています。
他方で、在宅勤務・外出自粛や学校休校が長期化し、家庭内のストレスが臨界に達する中、児童虐待や家庭内DVのリスクが高まっています。
『家にいよう』と叫ばれていますが、安全であるべき『家』で地獄のような日々を強いられる児童や被害者がいるかもしれません。同じマンションで、隣の家で、そんな危険にさらされている子供や被害者がいないか。みなさんの「目と耳」が子ども達を守るセンサーになります。
『家にいよう』は、『他の人に対する無関心』とイコールであってはいけません。必要なのは、それぞれの場所で『見えない誰かに対する想像力』をいつもより少しだけ働かせることです。休校やテレワークの向こう側に、危険にさらされる子ども達がいること。飲食店や理髪店の休業の向こう側に、家族を養う糧を奪われるお父さん・お母さんがいること。あと少し、ほんの少しの想像力で、誰も取り残さずに、この危機を乗り切れるはずです。
私も、政治家として、法律家として、「微力だけど無力ではない」と信じて、今できることを全力で頑張っていきたいと思っています。
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