鶴見区版 掲載号:2021年3月11日号 エリアトップへ

令和2年度 ⅤOL7 山田かずまさ市政報告 東日本大震災から10年語り続けること、伝え続けること

掲載号:2021年3月11日号

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 東日本大震災から本日で10年。震災の翌年に生まれた長女が小学校3年生になりますから、子ども達の多くにとって、あの震災は「生まれる前の話」や「記憶にない話」になります。改めて、亡くなられた多くの命のご冥福をお祈りします。

 「あの日」から約2カ月が経過した2011年5月上旬。私は震災ボランティアとして気仙沼市にいました。そこで見た津波の爪痕、充満した匂い、被災者の言葉に感じる「死と不在」の空気。昨日まで、そこにあった「日常」や「ふるさと」が暴力的に失われるということ。その一つ一つが10年を経た今も生々しく思い出されます。

 東日本大震災で失われた命は1万5899人、行方不明者は2529人。その数字の大きさに愕然とします。ただ、これは一塊の数字ではなく、当時幼稚園生や小学生だった子ども達も、仕事をリタイアしていた方も、長短に関わりなく、それぞれが懸命に生きた人生の温もりや喜びが一つ一つ積み重なったものであることを決して忘れてはいけません。

 大自然の力を前に、人間の力は小さなものですし、ましてや政治家にできることなんて本当に限られたものかもしれません。ただ、人間ができる「政治」や「行政」が関わる分野で、数字が一人でも二人でも減る方法があるのであれば全身全霊で取り組まなければならない。震災直後の被災地を訪れ、胸に刻み込まれたこの想いが、現在、この街で、市会議員として活動すること、あるいは、予備自衛官として災害にも備えることの原点になっています。

 防災の世界では、しばしば「人は2度死ぬ」という言葉が使われます。肉体的な死を1番目とするならば、その人を知る人がいなくなることが2番目の死です。10年が経過する中で、被災地の姿も大きく変貌し、記憶も風化しつつあります。その中で、3・11を経験した私たちにできることは、あの日命を落とした皆さんが、冷たく寂しい場所で「2番目の死」を迎えることがないよう、子ども達に伝え続けること、語り続けることだと思っています。

 コロナ禍の中、無力感を感じることもありますが、それでも「微力であるが、無力ではない」と信じて、新年度も全力で働いてまいります。

山田かずまさ

横浜市鶴見区寺谷1-3-2

TEL:045-584-1133

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