神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2021年8月5日 エリアトップへ

智広寺の住職を務める 橋本 至さん 佃野町在勤 36歳

公開:2021年8月5日

  • LINE
  • hatena

「みんなのお寺」に

 ○…毎夏、寺で行っていた流しそうめん。約70人が集まる人気企画だったが、昨年からコロナ禍で開催できていない。その代替として、縁日を企画した。「中止にして何もやらないのは簡単だが、何かしたかった」。ヨーヨー釣りやスライム作りなど、子どもたちがわくわくするような内容が詰まっている。「大人の一年と子どもの一年は違う。少しでも夏を楽しんでもらえたら」

 ○…豊岡小に通い、寺にクラスメイトを呼んで遊んだ幼少期。前住職である父の背中を見て育ったが、初めから継ぐ気があったわけではなかった。大学卒業後、車関係の会社に就職。営業として働くも、「人間関係に悩んで。仏教だったらどう考えるのかと、興味を持った」。京都の学校で僧侶の資格を取得し、10年ほど前に鶴見に戻った。一昨年、半世紀に渡り寺を守り抜いた父から、住職の座を受け継いだ。「地域の方の中には、まだまだ父のファンが多い。息子だからと言って同じ人間ではない。頑張らないと」

 ○…8歳の娘と6歳の息子の父。「息子は力が強くなってきてパンチが本当に痛い。娘はお父さん子で」とはにかむ。鶴見区のパパサークル「つるPaPa」にも所属。宴席が好きで、情報共有がてらサークル仲間との飲み会や、法話会後の檀家さんとの交流が楽しみ。「わいわいした雰囲気が心地いい。今は自粛中だけど」と苦笑する。

 ○…「悩みながら生きている自分を許せるようになった」。自らも仏教から学んだ教え。しっかり伝えていくためにも、寺を気軽に来られる場所にしたいと願う。「お寺は仕切りが高いと思われがちだが、実際は誰かのものではなく、みんなのもの」。幼少期に見た原風景を今に合わせ、開かれた寺を作っていく。

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook