パリ五輪ブレイキン強化指定選手に選出された 間瀬 なのはさん 岸谷在住 15歳
「負けない」目指すはメダル
○…パリ五輪の新種目「ブレイキン(ブレイクダンス)」。その全日本選手権で3位に入賞し、五輪強化指定選手に選ばれた。大会を振り返り「悔しかった」と負けず嫌いな一面をのぞかせるが、すでに指定選手のみが参加する合宿にも参加しており、「上手い人ばかり。もっと頑張らなきゃ」と刺激を受ける。
○…東台小、寺尾中出身。小1からヒップホップダンスを始め、4年ほど前から鶴見中央のダンススタジオ・ワープスに通うように。そこで初めてブレイキンに出会った。挑戦してみても、できないことばかり。「とことんやろうと思った」と火がついた。「練習してできるようになると嬉しくて」と魅力に取りつかれた。DJが流す音楽に合わせて踊りあい、技術力や表現力などをバトル形式で争う同競技。即興性や独創性が重要だが「動きや技のアイデアは降ってくる」とセンスが光る。大会前はいつも緊張するが、舞台では緊張を微塵も感じさせず相手を圧倒。「ステージに立ったら練習の成果を最大限に発揮すること、何より楽しむこと、この2つしか考えていません」
○…橘学苑高校に通う1年生。「新しい友達ができることが楽しい」と話す顔は普通の女子高生だ。「放課後はすぐ練習に行ってしまうけど」と明るく笑い、「体育の先生がとても良い先生で」と将来は教諭の仕事に興味を持つ。アクション映画も好きで、ハマっているのは『ワイルドスピード』シリーズ。「迫力あるのが好きなんです」
○…「自分の興味のあることでできないことがあると嫌で」。これが原動力で、それまでの努力は惜しまない。2024年のパリ五輪に向け「出場してメダルを獲りたい。みんな勝ちに来ている。絶対に負けたくない」と力を込めた。
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