鶴見区 意見広告
公開日:2023.03.23
令和4年度 ⅤOL14 山田かずまさ市政報告
『妊産婦・乳幼児』の災害対策が実現へ行政の縦割り打破で命と安全守る
先日、可決成立した横浜市の令和5年度予算で「妊産婦・乳幼児の災害対策」が盛り込まれました。妊産婦・乳幼児は、高齢者・障がい者の方と同様に災害時に助けが必要な「災害時要支援者」とされていながら、これまで具体的な対策がありませんでした。調べてみるといわゆる「行政の縦割り」の弊害で、妊産婦や子どもの担当部署、災害の部署、高齢者障がい者(災害時要支援者)の部署がそれぞれあり、妊産婦・乳幼児の災害対策がエアポケットになってしまっていました。
しかし、妊産婦・乳幼児は、妊娠週や月齢で心身の状態が短期間で変化し、災害時に最も影響を受ける存在です。そこで、昨秋の議会で市長に直接質問した際、早急な対策を強く求め、新年度の予算で第一歩を踏み出すことができました。
東日本大震災発災2カ月後、ボランティアとして現地で見た津波の爪痕、充満した匂い、被災された方々の言葉にまとわりつく「死と不在」の空気。12年経った今も忘れることができません。
大自然の力を前に、人間は小さなものですし、ましてや政治家にできることなど限られたものかもしれません。ただ、人間ができる「政治」や「行政」が関わる分野で被害を1人でも減らせるのであれば全身全霊で取り組まなければならない。震災直後の被災地で胸に刻み込まれたこの想いが、今、この街で、市会議員として防災について声を上げ続けること、あるいは、予備自衛官として災害にも備えることの原点になっています。
今回の件は小さな一歩ですが、「微力であるが、無力ではない」と信じて、これからも全力で働いてまいります。
山田かずまさ
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横浜市鶴見区寺谷2-6-11センリコーポ1階
TEL:045-584-1133
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