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鶴見区 意見広告

公開日:2023.03.30

鶴見小学校児童の政策提言が実現しました 市政報告みちよレポ㉕
市内初、鶴見川のプラごみ調査開始
横浜市会議員(自民党)東みちよ

  • 鶴見川で生き物調査する子どもたち

  • 横浜市共創博覧会で子どもたちが政策提言。私はコーディネーターとして参加(右)

  • ツルスイの動画はコチラ(横浜市のページ)から

 鶴見川を、海を、きれいにしたい!そんな子どもたちの願いから始まった活動「ツルスイ」が、ついに横浜市を動かし、河川周辺のプラごみ調査が実施されることになりました。横浜市初の海洋プラスチックごみ対策としての市内河川環境調査が始まります! 

子ども発信の政策が社会を変える!

 世界を変えるために必要なこと。それは純粋に誰かの幸せや、持続可能な地球環境を願う気持ち。そして一生懸命ゴールに向かっていく努力とみんなの力。それを実践したのが鶴見小学校の子どもたちです。そこには地域の大人たちを巻き込む熱量がありました。

 私が最初に鶴見小学校の総合学習を視察したのは1年前。その時は新型コロナの感染拡大が続いていましたが、子どもたちは世界を冷静に見ていました。新型コロナの感染拡大は私たちに不安を与えた一方で、子どもたちの危機を乗り越える強さを育てたのかもしれません。鶴見川に流入するプラスチックごみが海へと流れ、やがてそれが海の生態系にも影響を及ぼすことを学び、持続可能な鶴見川を目指す取組み「STG's」=Sustainable Tsurumi river's Goals のツルスイ(鶴見川水族館)の活動へとつながりました。

 街のごみ拾いと同時に、鶴見川で生き物採集をして鶴見川の魅力を伝え、周辺のポイ捨てをなくそうという活動がツルスイです。川の魅力を発信することで、大人たちの行動変容を促すという行動経済学の視点に驚かされました。

共創博覧会での横浜市への政策提言

 横浜市でもこれまでさまざまなプラごみ削減の普及啓発を行ってきましたが、子どもたちのこうした創意工夫に満ちた鋭い視点には大いに共感。昨年秋に開かれた横浜市政策局主催の共創博覧会では、私も鶴見小学校の子ども有志に呼びかけ、子どもたちによる政策提言を行いました。資源循環局、政策局の職員や、横浜市会議員らが子どもと一緒にマイクロプラスチック問題を考え、その時の子どもたちの意見は鋭く大人たちに突き刺さりました。

 そうした政策提言から、令和5年度に横浜市で初めて、鶴見川をはじめ市内河川周辺のごみの分布、実態調査を行います。海洋プラごみ削減のための子どもたちの環境学習や普及啓発等に活用します。

 これからの未来を創るのは子どもたち。社会課題解決にも子どもの意思を尊重すべきです。教育を次世代の人づくりへと進めたい。たとえ「ごみを拾っても拾ってもなくならない」としても、そこにみんなで考える力と行動があればいつか世界は変えられる。

 頑張れ子どもたち!

東みちよ

鶴見区豊岡町22-23

TEL:045-571-7781

https://azuma.tsuru.me/

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