鶴見区 人物風土記
公開日:2023.04.13
3月13日付で鶴見警察署の署長に就任した。
飯塚 博史さん
区内在住 58歳
正義貫き、区民に親身に
○…鶴見警察署員約300人をまとめる役についた。3度目の署長職となった今回。就任後、署員に向け「住民目線」「団結力」を伝えた。「住民が警察に関わりを持つ機会はそう多くない。不安だからこそ警察を頼ってくれるその気持ちに親身にならなければ」。そしてもう1つ署員に伝えたことは、自身もモットーに掲げる「明るく元気に前向きに」。区民の暮らしを守るため署員たちを鼓舞する。
○…横浜市出身。少年時代にブルース・リーやプロレスが世間で流行り、自身もテレビ画面に食いつくように夢中になった。プロレス中継を見るうちに、初代タイガーマスクやアントニオ猪木が悪役を懲らしめる姿にあこがれ、自身も空手を始めた。「弱きを助け、強きをくじく」。子どもながらに持った正義感を発揮したい思いで、警察官だった父や叔父の背中を追った。
○…2人の息子はどちらも警察官の道に。「親ながらに嬉しい思いもあった」と見せる笑顔は父の顔。その反面、「模範にならなければ」というプレッシャーもあると語り、自身の研鑽にも余念がない。
○…警察学校在学中に初めて制服を着て研修を受けたのが鶴見の地で、市場交番に勤務した。「縁を感じます。ただ30年以上前のことなので、改めて地域のことを知らないと」と身を引き締める。これまで機動隊に長く所属し、津久井警察署長や県警本部のオリンピック・パラリンピック対策課長などを歴任。前任の平塚警察署では地域を知るため、趣味でもある朝のジョギングで地域を駆け巡った。「鶴見は閑静な住宅街や工業地帯、地域性がありディープなまち」とまちの魅力を語る。区民の安全安心の舵取り役として、署員とともに正義を貫く。
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