横浜市防犯協会連合会主催の防犯功労者表彰式が市役所でこのほど行われた。市内から46の個人・団体が選ばれ、鶴見区からは「お笑いジーバー劇団」と飯田隆一さん(71)の1団体・1個人が表彰を受けた。
同表彰は、犯罪の防止や青少年の非行防止、防犯施設の拡充・整備、防犯意識の普及・向上などに顕著な功績があった個人、団体を表彰するもの。今年度は防犯功労者に個人20人と24団体、防犯特別功労者に2人が選ばれた。鶴見区からは、団体の部で「お笑いジーバー劇団」が、個人の部で鶴見区防犯協会の飯田隆一さんが受賞した。
「お笑いジーバー劇団」は鶴見区内で防犯啓発の寸劇や、高齢者施設への慰問活動などを行う市民団体。現在は12人で活動している。座長を務める梶朋広さん=中面「人物風土記」で紹介=は、「日頃の活動を評価いただきありがたい。今後も寸劇などを通じて区民に笑顔を届け、防犯啓発に尽力していきたい」と笑顔で語った。
個人で表彰を受けた飯田さんは、生麦第一地区連合会で防犯指導員を約8年間務めている。また、南浜町会の防犯部長なども担い、地域の防犯活動に従事している。飯田さんは「これからも防犯、詐欺の情報を地域で共有し、犯罪の撲滅に寄与できれば」と語った。
寸劇も披露
表彰式では、ジーバー劇団が詐欺防止の寸劇を披露。県内の大学生などから成る防犯ボランティア団体「神奈川防犯シーガル隊」から2人がゲストとして参加。闇バイトに手を染めて詐欺に加担する内容で、ギフトカードの架空請求詐欺と還付金詐欺の2つを、歌などを交えながら注意喚起を行った。
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