鶴見区 人物風土記
公開日:2025.08.28
横浜・鶴見沖縄県人会の副幹事長を務め、ヒージャー会を企画した
石川 元信さん
栄町通在住 52歳
仲通を沖縄の国際通りのように
○…沖縄出身で、鶴見に移り住んで30年超。横浜・鶴見沖縄県人会には13年前に入会した。「沖縄出身者の集まるコミュニティに参加したくて、三線教室の仲間に聞いて入会した。当時の県人会は今のような対外的な活動が少なくて、身内が集まる会というイメージでした」と振り返る。「今は県人会で沖縄文化を伝える活動も本当に増えてきた。鶴見の方々に沖縄の良さを広めていけたら」と笑顔で語る。
○…故郷では6人兄妹の4男として、家族と賑やかな日々を過ごした。「沖縄って夜の7時頃まで明るくて、遊び終わって家に帰るといつも兄妹に先に夜ご飯を食べられていて。自分でおかずを作ったのは良い思い出です」と目を細める。工業高校卒業後、先輩を頼って上京。2年間”水道屋”として働き、知人らに声を掛けて現在も代表を務める(有)石川工業を立ち上げた。プラント工事や溶接を行う同社。3年前からは電気関係の事業にも携わっている。
○…今も毎月1度は沖縄に帰る。「いつも思うんです。鶴見も沖縄もそんなに変わらないなって。県人会館のある仲通り商店街をどんどん盛り上げて、沖縄の国際通りのような魅力ある場所にしたいね」。そんなまちへの愛情から、鶴見の沖縄タウンの魅力を伝える映画「だからよ〜鶴見」の制作や活性化に携わってきた。「地元に尽くすのは恩返しの部分が大きいです」と笑顔で語る。
○…県人会では副幹事長を務める。伝統の沖縄
角力(すもう)大会や、小学生向けに沖縄料理教室を行うなど精力的に活動する。「参加した皆さんが楽しそうで、笑顔に嘘はないんだなって。県人会での繋がりを大切に、みんなで活動していけたら」。今では故郷よりも長く暮らす鶴見の地で、沖縄の文化を広め続ける。
ピックアップ
意見広告・議会報告
鶴見区 人物風土記の新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











