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鶴見区 社会

公開日:2025.09.18

鶴見交通安全協会
運転「ヒヤリ・ハット集」を作成
区の協議会などで事例共有

  • ヒヤリ・ハット集を紹介する大野会長

 (一社)鶴見交通安全協会で会長を務める大野慶太さんがこのほど、車の運転で危うく事故が起きそうになった「ヒヤリ・ハット」事例をまとめた動画を作成した。

 これは、大野さんが経営する東宝タクシー(株)=鶴見中央=のタクシーに取り付けたドライブレコーダーの記録から、事故が起きそうになった瞬間を集めたもの。子どもの急な飛び出しや道路での無謀な横断、自転車の「ながら運転」が原因の車への衝突の瞬間などがまとめられている。

 この事例集は一般公開はされていないが、同協会や区の交通安全対策協議会などで共有され、区民への交通安全啓発の強化に活用されている。大野さんは「車の運転手が安全運転を心掛けていても、危険な状況に遭遇することは多々ある。『飛び出してこないだろう』など、『だろう運転・だろう横断』は本当に危険です」と改めて注意を呼びかける。

 タクシー事業者として安全運転の重要性を誰よりも認識する大野さん。「交通安全の意識づけは個人だけでは限界がある。周囲からの継続的な呼びかけで変わることもあるので、地域全体で取り組んでいくことが一番の予防策」と訴え、歩行者へも「運転席からは前方でも死角があることを理解してほしい。悲しい事故が起こらないよう、交通ルールを順守しましょう」と呼び掛けた。

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