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鶴見区 社会

公開日:2025.10.16

トリアージの大切さ学ぶ
鶴見医師歯科医師会が講演会

  • 重症度判断の実技に取り組む参加者たち=提供

 災害時のトリアージの大切さを学ぶ「第3回鶴見区災害対策トリアージ講演会」が10月1日、鶴見医師歯科医師会館で行われた。

 この講演会は同会が主催し、区内の地域防災拠点運営委員や医療関係者に参加を呼び掛けた。

 トリアージは、災害時など多数の傷病者が発生した際に緊急・重症度に応じて治療の優先順位を決めること。地域防災拠点の運営委員にも参加してもらうことで、災害時の避難所となる同拠点で医師らが迅速にトリアージを行えるよう、知識を身につけてもらう目的で行われた。

 当日は約40人が参加。救急救命士で日本体育大学の鈴木健介教授が講師を務め、トリアージの基礎から分かりやすく解説。呼吸回数や意識の有無等で緊急・重症度を判断する方法やトリアージタッグの赤・黄・緑・黒色のもぎり方などを学んだ。また、実技として2人1組で呼吸回数を数える方法なども体験した。

 主催した鶴見医師歯科医師会の徳岡敏一理事は「災害時を考えると地域住民の方々と医療関係者の連携は不可欠。今後も定期的に開催していきたい」と語った。

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