鶴見区 社会
公開日:2025.10.23
地域課題解決へ連携
住民、企業有志が活発に議論
地域住民や地元企業が協力し、地域の課題解決策を探る「地域と企業の連携セミナー」がこのほど、鶴見区社会福祉協議会の会議室で行われた。
これは、区役所や区社協、鶴見中央地域ケアプラザによる「つながる鶴見プロジェクト実行委員会」が主催したもの。住民や企業、福祉団体、行政が連携し、顔の見える関係づくりを通じて、持続可能な地域連携の促進を図ることを目的としている。
当日は、様々な団体から約40人が参加し、横浜商科大学の西村悠さんを講師に招いた。事例紹介では寺尾第二地区の「あいのりタクシー」や市場地区の「暮らしの保健室」などについてそれぞれの地区から発表があり、登壇者によるパネルトークや参加者との質疑応答も行われた。その後のグループワークでは参加者たちが「高齢者支援」「障害者支援」「空き家・空き店舗の活用」など関心のある地域課題を話し合い、活発な議論が交わされた。
区の担当者は「皆さん熱心で盛況だった。地域の課題解決に向け、つながりを築く貴重な機会になった。今後もこのような場で連携促進を図っていきたい」と話した。
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