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公開日:2025.11.27

公園愛護会表彰
3人と3団体が受賞
長年の功績を評価

  • 中町公園で子どもたちが一緒に花植え

  • 賞状を手にする畑井さん

 多年にわたり公園での清掃や花壇づくりに尽力した個人や団体を表彰する、横浜市公園愛護会表彰式が11月11日、横浜市役所で行われた。市内の58人、28団体に山中竹春市長から賞状が授与され、鶴見区からは3人と3団体が受賞した。

 公園管理に貢献し、10年以上にわたり愛護会の会長を継続して務めた人を表彰する個人表彰の部では、須藤孝さん(尻手二丁目公園愛護会)、本田信夫さん(生麦公園愛護会)、畑井勝也さん(東口駅前通り公園愛護会・鶴見神社公園愛護会)の3人が受賞。畑井さんは「あっという間の10年。会員の皆さんのおかけで楽しく務められました」と喜びを語った。

 横浜市内には現在、大小2733カ所の公園があり、その約9割の公園で愛護会が結成されている(3月末時点)。

 東口駅前通り公園愛護会と鶴見神社公園愛護会では、10人ほどの会員が毎日のごみ拾いや落ち葉拾い、花壇の植替えなどを行っている。元中学校教諭で、定年後は鶴見小学校で栽培指導ボランティアもしていた畑井さん。「公園の花壇の植替えは地元保育園の園児にも手伝ってもらっています。よく手入れしているので花壇は常にキレイ。ぜひ多くの人に楽しんでもらえたら」と笑顔で語った。

地元クラブチームが協力

 原則5年以上活動し、他の愛護会の模範となる活動を行う愛護会を表彰する団体表彰の部では、芦穂崎公園愛護会、中町公園愛護会、潮鶴橋水際緑道公園愛護会の3団体が受賞。この3団体は鶴見中央中町会が運営していて、各公園の花の植え替えや定期的な清掃などを行っている。また、地元小学生の「鶴見タグラグビークラブ」が遠征など活動費に困っている話を聞き、花植えを手伝ってもらって謝金を出すことで互いに有意義な関係を築いている。同町会の八木幹雄会長は「花植えには園児も手伝ってくれている。鶴見駅近くの町会として、今後も駅近をキレイな花や緑で飾っていきたい」と話した。

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