鶴見区 人物風土記
公開日:2026.10.01
認知症支援のボランティア団体「おむすびころりん」の設立に導いた 油井 梨恵さん 鶴見中央在勤 48歳
「持ちつ持たれつ」で前進
○…鶴見中央地域ケアプラザの職員として、認知症啓発月間だった9月11日に認知症当事者とその家族の支援を行うためのボランティア団体「おむすびころりん」を立ち上げた。同ケアプラザで卓球を通じて交流する団体に声をかけ、メンバー約10人が参画。同日には認知症当事者との「おむすび作り」を通じて、交流を図る「お結びころりんカフェ」を開催した。「ボランティアの声かけや活動する様子をみて、認知症の方が主体的に動かれているのが印象的だった」と感想を話す。
○…認知症になると、今まで日常生活でしてきたことが制限されることも多い。「火を扱う料理もその一つ。支援する職員やボランティアがいる中でなら、料理もできるはず」と話し「この団体では認知症の方もできることを一緒にやって交流することで、生活の質が向上すれば嬉しい」と設立の思いを口にする。
○…約10年前、親族が認知症を患った。「認知症だと周りの人に話したら、今まで日常的に接していた人が離れていったのを近くで見ていた」と振り返る。10年前に比べ認知症への理解は進んできたが「地域で認知症当事者を支えていくためには、交流する場づくりは必要に感じた」とその経験をしたからこそ、今回の団体立ち上げにもつながった。
○…介護職に就く前は、メッキ製造の会社で営業職を担当していた。全く異なる職種だが「お客さんのニーズと自分のニーズを考え、ウィンウィンになるように営業活動をしてきた。その考え方は、今の仕事も変わらない」と笑顔。次回のカフェは12月を予定する。「地域の方も気軽に参加できる場を目指したい。認知症の方もそうでない方も楽しめるウィンウィンな取り組みになれば」と前を見据える。
ピックアップ
意見広告・議会報告
鶴見区 人物風土記の新着記事
コラム
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











