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公開日:2026.11.05

生麦事件参考館 改修後初のプレオープン 11月14日、15日に

  • 改修中の生麦事件参考館と同プロジェクトのメンバー

    改修中の生麦事件参考館と同プロジェクトのメンバー

 改修のため休館中の生麦事件参考館が11月14日(土)、15日(日)に改修後初のプレオープンを行う。同館は、生麦事件に関する資料を集めた私設資料館。老朽化した建物の修繕や展示スペースをリニューアル中だ。

 今回の改修は2025年度のヨコハマ市民まち普請事業の採択を受けたことで、この助成金を活用し、行われている。建物の老朽化で発生していた雨漏りや破損した外装の修繕が行われる。

 展示スペースもリニューアル。資料を展示する壁面をマグネットボードに変更することで、資料を傷めず展示しやすくする。資料展示のほかに地域住民が地域を学び発表を行う「地域文化サロン」のスペースを設ける。同館前にはテラス席を設け、多世代の交流スペースも作る。

 プレオープンは、両日とも午前10時から午後2時まで。鶴見区民は入館料が無料となる。一般は300円。14日の午前11時からは、岸谷小学校5年生約60人が訪れ、生麦事件を題材にしたミュージカルの発表を行う。

 生麦事件は、1862年に4人のイギリス人が生麦村で薩摩藩主島津久光の行列と遭遇し、殺傷された出来事。のちの日本開国に大きな影響を与えた事件として知られている。

 同館は、生麦で酒類を扱う(株)神田屋を営んでいた浅海武夫さんが94年に自宅敷地内で開館した。国内外から集めた同事件の錦絵や写真、文献など約150点を展示する貴重な資料館だった。浅海さんが2023年に亡くなった後は、閉館していた。

 鶴見区内外から同館の再開を望む声が寄せられるなか、24年に歴史団体「鶴見歴史の会」や地元有志らで「生麦事件参考館リユースプロジェクト」と称した実行委を結成した。27年4月のグランドオープンに向け活動している。改修前はプレオープンを重ねており、同事件に関する講座や地域との対話を重ねてきた。改修後もプレオープンは定期的に行う予定。同プロジェクトの酒井晴雄さんは「グランドオープンに向け、展示内容や運営方法などを地域の方と一緒に検討していきたい」と話した。

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