鶴見区 社会
公開日:2026.09.24
生見尾踏切が廃止 12月7日午前1時に
生麦の「生見尾踏切」が、12月7日(月)午前1時をもって廃止されることとなった。同踏切は全長約45メートルにおよび、ピーク時の遮断時間が44・3分に達する「開かずの踏切」として知られてきた。
2013年以降に5件の死亡事故が発生したほか、線路内への立ち入り等による列車停止もこれまで2000件以上にのぼる。市内にあるJRの踏切の中で最も事故リスクが高いと指摘されてきた。また、既設の歩道橋中央に階段があるため、車いす利用者やベビーカーを押す人が踏切を通行せざるを得ない構造も大きな課題となっていた。
踏切が廃止されることで、悲惨な事故の根絶や踏切待ち時間の解消といった安全面・交通面での大きな改善が期待される。一方で、通行の際に遠回りが必要となる利便性の低下や、南北の地域および商店街の分断、さらには災害時における避難ルートへの影響といった課題も懸念されている。
近くに住む住民は「安全面を考えるのであれば廃止されるのはいいこと。しかし商店街の分断や防災など、今後の課題につながることもある」とコメントした。市は代替施設として新たな跨線人道橋の整備や支援策の検討を進める方針だが、安全確保と地域課題の解決に向けた対応が求められている。
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