社会福祉法人恩賜財団済生会(炭谷茂理事長)は1月20日、昨年6月から改修工事を進めてきた「東神奈川リハビリテーション病院」(江端広樹院長)=西神奈川=で開院式典・内覧会を行った。
式典には関係者ら100人が駆け付け、新病院の完成を祝った。開会に先立ち炭谷理事長は「新たな歴史を築いていきたい」とあいさつ。江端院長は「地域医療の発展に貢献していきたい」と式辞を述べた。
地域完結型医療
済生会は横浜市東部地域の医療ニーズに応えようと、昨年4月に日本郵政から横浜逓信病院(93床)を譲り受け、徒歩3分に位置する神奈川県病院のリハビリテーション機能を新病院に移す計画を進めてきた。
新病院では、近隣の医療機関と連携しながら入院でのリハビリを充実させ、生活期へとつなげる。また、大学・企業と協力して最先端リハビリの研究と実践にも取り組むという。
2月1月の開院により、神奈川県病院は再度、緊急・重症の患者を対象とした急性期病院となる。済生会では「それぞれ異なる機能をいかし、地域の方々のニーズに応じた医療を提供できる『地域完結型医療』体制を構築していく」としている。
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