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大口台小児童 アサガオで宇宙に興味を スペースシャトル搭載の種栽培

教育

公開:2020年9月17日

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開花した宇宙アサガオを観察する児童(同校提供)
開花した宇宙アサガオを観察する児童(同校提供)

 大口台小学校=大口仲町=の1年生児童が今夏、「宇宙アサガオ」の栽培に取り組んだ。2010年に宇宙飛行士の山崎直子さんがスペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗した際、機内に持ち込んだアサガオの種を「祖先」に持つ10

代目の種。児童は、夏空の先に広がる無限の宇宙に思いをはせながら日々生育を見守った。

 宇宙アサガオの種は、科学への興味を持ってもらおうと元横浜市職員の内田茂さんが寄贈したもの。職員時代、横浜サイエンスフロンティア高校の開校に携わったことが縁で同高校の理科教員から数粒を手に入れたといい、自宅の庭で栽培して3千粒まで「子孫」を増やした。

 300粒を譲り受けた同校では、6月にプランターに植えて栽培を始めた。「新型コロナウイルス感染症の影響で分散登校や短縮授業が続いたため、今年は植えて育てるのが精いっぱいでした」と田川斉史校長は話すが、学校が用意して育てていたアサガオよりも花付きが良く、児童らも喜んだという。

 7日に同校を訪れた内田さんは、「子どもたちが将来について考える上で、小学校時代の教育はとても大切。(宇宙アサガオを栽培することで)1人でも多くの児童が宇宙への想像を膨らませるきっかけになればうれしい」と話した。田川校長は「子どもたちは、宇宙に行ったアサガオを育てられたことにとても興奮していた。しっかりと種を取って、来年度の1年生に受け継いでいきます」と感謝した。

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