JR大口駅東口の「MEGAドン・キホーテ横浜大口店」に、見慣れない自動販売機が設置されている。その名も「ふるさとガチャ自販機」。機械の中から出てくるものは――?
自販機を設置したのは、小田原市で紙器・紙加工品などを製造する小田原紙器工業。新型コロナウイルスの影響を受ける小田原や箱根周辺の事業者が扱う名産品を集めたECサイト「おだはこさん」を運営するなど、地元支援を続けている。
さらなる販路拡大に向けて思いついたのが、自販機での商品展開だ。同社ではオリジナルラベルのペットボトル水を製造する事業も手掛けており、「あらゆる場所に置くことができる自販機は飲料以外の商品にも使える」と踏んで設置を決めたという。
第一弾となる自販機を小田原市内のドン・キホーテに設置し、横浜大口店は2カ所目。料金は1回千円で、小田原とゆかりの深い北条五代のキャラクターが印刷されたペットボトル水やキーホルダーなどのご当地商品、「おだはこさん」で使用できるクーポンをセットにした。「当たり」を引くと、かまぼこや干物などの名産品や料亭の料理詰め合わせなどの商品と引き換えられるはがきも同封される。
同社の高橋康徳社長は「小田原や箱根には全国に知られていない名産品がたくさんある。自販機とECサイトを通して魅力を知ってもらいたい」と話している。
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