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神奈川区 スポーツ

公開日:2022.08.04

高校野球
横浜が連覇で甲子園へ
東海大相模との接戦制す

  • 優勝して笑顔を見せる横浜の選手と監督たち

 高校野球神奈川大会の決勝戦が7月27日に横浜スタジアム=中区=で開かれ、金沢区の横浜高校が東海大学付属相模高校を1対0で破って連覇を果たした。両者譲らぬ拮抗した試合となったが、横浜が九回裏に均衡を破り、サヨナラ勝ちで接戦を制した。

 同大会は7月9日から始まり、170チームが参加。横浜は生田東、平塚江南、茅ケ崎西浜を大量得点で退けベスト16へ。続く横浜隼人との5回戦こそ延長10回にもつれる展開となるも、4対2で勝利。その後、藤沢翔陵との準々決勝、立花学園との準決勝はコールドで勝利し、決勝へと駒を進めた。

九回裏の一打

 決勝では、エースナンバーを背負う杉山遙希投手(2年)が先発として登板。東海大相模打線を2安打に抑える好投を見せた。

 迎えた九回裏。二死二塁の場面で萩宗久選手(2年)が打席に立った。「結果は考えないで、思い切って振ってこい」。玉城陽希主将(3年)は、打席に入る前の萩選手にそう声をかけたという。「自分も下級生の頃から試合に出ていて、あそこに立った時の重圧は分かっている」。先輩からかけられた言葉に萩選手が応え、均衡を破る一打を放った。

 横浜の神奈川大会制覇は2年連続20回目。「甲子園出場を目標にはしてきたが、行くだけでは意味がない。一戦必勝で勝ち抜いていきたい」と玉城主将。甲子園に向け、村田浩明監督は「今回は昨年を経験した2・3年生がいるので、自信を持って横浜の野球をやっていく」と意気込んだ。

 今年の夏の甲子園は、8月6日に開幕する。

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