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神奈川区 社会

公開日:2022.12.15

民生・児童委員が新体制に
神奈川区 283人に委嘱

  • 区長から委嘱状を伝達

 今年度は、3年に一度の一斉改選の年にあたり「民生委員・児童委員一斉改選委嘱状伝達式」が12月1日、神奈川公会堂で開催された。再任・新任合わせて、民生委員・児童委員250人、主任児童委員33人の計283人が委嘱された。

 民生委員・児童委員は厚生労働大臣の委嘱を受ける非常勤の地方公務員。任期は3年(再任が可)で、自治会町内会長らが推薦する。横浜市では、200世帯〜440世帯に1人の条件で民生委員の定数基準を定めている。

 委嘱されると、地域住民の一員として相談に応じ、担当区域で高齢者や障害者の安否確認や見守り、子どもたちへの声掛けなどを行う。主任児童委員は同委員と連携し子育て支援や児童健全育成活動に取り組む。

 伝達式は新型コロナ感染症対策のため、新任委員と地区民児協の会長など80人ほどに出席者を限定。また、日比野政芳神奈川区長をはじめ、神奈川区連合町内会自治会連絡協議会の佐藤潮会長、神奈川区社会福祉協議会の河原史郎会長などが顔をそろえた。

 委嘱状の伝達は、各地区ごとに出席者の名前が呼ばれ、代表者1人に日比野区長から委嘱状が渡された。日比野区長は「住民に優しく寄り添い、見守っていただきたく思っております。悩んだときは抱え込まず、気軽に相談していただければ」と述べた。

 その後の委員会で、昨年副会長を務めた今井典代さんが区の民児協の会長に選ばれた。

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