神奈川区 意見広告
公開日:2023.03.09
市政報告
資源選別センターの労働環境の改善を
日本共産党横浜市会議員 宇佐美さやか
私は2月22日、2023年度市予算案の資源循環局審査で今期最後の質疑に立ちました。度々予算・決算審査で取り上げている資源選別センターでの作業員の労働環境の改善について質問。作業員は、家庭から回収した缶・瓶・ペットボトルを資源化するための選別を行っています。
戸塚資源選別センターでは、作業員がベルトコンベヤーに身を乗り出し、ポリ袋や異物を取り除く等の作業をしていますが、頭上に雨漏りの水を受けるためのバケツや焼酎のペットボトルがハンガーで吊り下げられているという状況が長期間続いていました。
そこで、昨年3月の予算審査で取り上げ、6月に改善を確認。8カ月が経過し、現在の状況を伺いました。「市内4か所の施設では、雨漏りはしていない」という答弁を受け、安堵しました。
私は、議員になった翌年に鶴見資源化センターの作業員から訴えを受け、現場に伺いました。そこでは、資源物の臭いやエアコンの効かない蒸し暑い中での作業の過酷さを目の当たりにしました。そして、2016年の決算特別委員会で、初めて資源循環局への質問に立った際、ノミ、ダニ、ゴキブリ、ネズミが出るのが日常茶飯事で夏暑く冬寒いという作業環境の改善を求めました。翌年も取り上げ、当時の局長、副市長とも「改善」を約束しました。
同センターの環境が改善されたことから、緑資源選別センターの方々からも「こちらの現場も酷い、何とかしてほしい」と要望が寄せられ、視察へ行きました。議会では、トイレや休憩室が老朽化していることを言及し、改修に繋げました。
どの施設も築年数が経過していることから老朽化していくのは仕方がありませんが、働いている方々の健康を害する様な現場を放置していていいはずがありません。
20年変わらない時給
また、20年間変わらない作業員の時給です。1200円という金額は、長年働いて居る方も昨日今日入ったばかりの方も変わりませんでした。しかし、最近は1300円で募集しているというのですから、先に働いて居る方々の時給を上げないというのも、現場の方々も納得いかないでしょう。これからも、この願いを形にできるよう、議論してまいります。
宇佐美さやか
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神奈川区西神奈川3-2-17
TEL:045-491-6843
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