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神奈川区版 公開:2023年3月30日 エリアトップへ

意見広告 責務は安全 神奈川区選出の市会・国会、二人の政策通議員が緊急対談

公開:2023年3月30日

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震災時にすぐに必要だったものはトイレ

中西 横浜市会の水道・交通委員会委員長として、インフラの整備に力を入れていらっしゃいますね。

小松 私は市民の皆様の命と暮らしを守ることが、政治家の使命であり最大の責務であると考えています。20世紀には「石油」でしたが、21世紀は「水」が大きな問題になるとも言われています。そこで今日は「市民の皆様の安全」という観点から、まず下水を取り上げたいと思います。飲み水ももちろん大切ですが、「災害時のトイレ」は非常に重要です。

中西 東日本大震災直後に避難所の方々に伺ったところ、すぐに必要なものの1位は飲み水や食料品ではなく仮設トイレでした。

小松 水洗トイレは、まず使えなくなります。また、使用がためらわれることによって、健康被害につながることにも気をつけなくてはいけません。

「災害用ハマッコトイレ」の整備

中西 横浜市の下水道普及率は100%ですから、下水道に直接流すことが出来るようにしたいですね。

小松 はい。そこでマンホールなどを利用した通称「災害用ハマッコトイレ」が、市内の地域防災拠点458か所、市役所、区役所19か所などにすでに整備されています。神奈川区では神橋小など17の小学校と六角橋中など6つの中学校、市立市民病院などです。

災害時の緊急給水対策

中西 さらに整備を進めましょう。飲み水はいかがですか。

小松 大地震の時には約40万世帯の断水が予想されていますが、復旧が早かった熊本地震の時も落ち着くまでに10日かかっています。そこで「災害用地下給水タンク」「緊急給水栓」「耐震給水栓」などを小中学校や公園に整備しました。

地震に強い耐震水道管への取替対策

中西 去年の夏、破れた水道管から大量の水が噴き上がるという事故がありました。設備そのものにも問題がありませんか。

小松 北九州市の事故ですね。あの水道管は、法定耐用年数を15年以上越えていたそうです。あのような事故を起こさないためにも、寿命が長くて継ぎ目がはずれにくい耐震水道管への取り換えを進めています。

中西 東日本大震災の時に、津波でむき出しになったのに継ぎ目がきっちりとつながっている水道管の写真を見ました。あれに変わっているんですね。

小松 はい。年間約310億円をかけて約110kmのペースで進めています。しかも、外側をポリエチレン製のシートで被うことで、耐用年数は法定耐用年数の40年を大幅に上回る110 年と設定しています。

中西 ただ、市内の水道管の総延長は、約9300kmと地球4分の1周分もあります。

小松 つまり、これからも半永久的に更新を続ける必要があるということです。インフラというものは「一度作ったらそれでおしまい」という訳には行きません。

中西 「天災は忘れた頃にやってくる」と言ったのは高名な物理学者であり防災学者であった寺田寅彦博士ですが、市民の皆様の安全を守るためには常日頃の備えが大切ですね。

小松 災害の発生そのものを抑えることは難しいですが、ハマッコトイレや耐震水道管、さらには「地域防災拠点の小中学校体育館の空調設備」「避難所の環境改善」などやれることをやっておくことで、起きた後の被害を最小限に抑えることが出来ると考えています。

中西 私も国政の立場から、しっかりとサポートします。横浜の皆様の安全のために一緒に頑張りましょう。

▽企画・制作/中西けんじ事務所【電話】045・565・5520

中西けんじ

横浜市神奈川区西神奈川2-2-1 日光堂ビル2階

TEL:045-565-5520

http://nakanishikenji.jp/office

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