アメリカ発祥の人権教育プログラム「CAP」を通じて子どもの権利を学ぶ授業が、大口台小学校3年生の2クラスで7月8日に実施された。
CAPは、子どもがいじめ・虐待・体罰・誘拐などあらゆる暴力から自分の心と身体を守るために何ができるのかを伝えるプログラム。同小の卒業生でもある株式会社ココラボ=大口仲町=の江森克治代表が「子どもたちの健やかな育ちに貢献したい」と、2015年頃からCAPの授業を子どもたちにプレゼントして実施されている。
当日はNPO法人エンパワメントかながわの職員が登場し、特に大切な3つの権利「安心・自信・自由」を分かりやすく紹介。江森代表も母校を訪問し授業を見守った。特別授業内では、友だちに嫌なことをされた時の断り方や知らない人に声をかけられたときの正しい対処法などを劇を使って説明した。児童たちも劇に参加したり、緊急時の叫び声の出し方を練習したりした。
平原智美校長は、「毎年授業の機会をいただけるのは本当にありがたい。児童たちにとっても貴重な体験になっている」と感謝の言葉を口にした。
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