神奈川大学合気道部の指導や区内で合気道教室を主宰する 高橋 諒さん 片倉在住 64歳
合気道で極めた心技体
○…学生時代を過ごした同大合気道部。「今までの伝統を受け継ぎながら、自分らしい合気道も伝えたい」と指導への思いを口にする。同部の新たな3人の師範の候補にも名前が挙がる。力をぶつけ合うのではなく相手に動きに合わせることから『動く禅』とも呼ばれる合気道。「技の中に人としての在り方が宿る。教えながら、自分も極めていきたい」と武の道の探究はまだまだ続く。
○…「強くなりたい」との思いから17歳で始めた合気道。西尾昭二師範が指導する神大へ進学し、部活動漬けの4年間を過ごした。仕事と並行し続けながら、気功や霊気も学び研鑽を積んできた。2009年には自身のクラブを設立。神奈川中学校を活動場所に、子どもから大人までを指導している。「技を身につけたり、体と心を鍛えたりと、回数を重ねて上達していく姿を見るのがやりがい」と微笑む。現在は、神社の案内人である御師や行政書士として霊気を取り入れた家系図制作も行い、二足・三足の草鞋を履きこなす。
○…中区出身。幼少期は上永谷周辺で過ごし、「当時は山と川、田んぼの緑豊かなまち。昆虫採集やザリガニ釣りなどで遊んでいたよ」と笑顔で回顧する。横浜市の職員を勤め、最後の10年間は「長年憧れだった」という教育現場へ。事務長として生徒や教員が過ごしやすい居場所づくりに注力した。「子どもが小さい頃は毎月ディズニーに行っていたよ」と三児の父として家庭を支える。PTAの役員も勤め、親父の会の設立などにも携わった。
○…60歳を超えて教室に通い始めた人や、県内には90歳を超えて現役の人もいる。「合気道をやることで若々しく元気になる。何歳からでも始められる生涯スポーツとしての魅力も伝えたい」
|
|
|
|
|
|
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
<PR>