神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2025年3月6日 エリアトップへ

意見広告・議会報告

市政報告 包摂的社会への予算配分を 自民党横浜市会議員団 小松のりあき

公開:2025年3月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
包摂的社会への予算配分を

 山中市長は、令和7年度の予算案発表の場で、横浜市の人口が4年ぶりに増加し、特に生産年齢人口(15歳〜64歳)が過去20年で最大級の前年比5881人増になったと説明しました。詳しい分析はまだとのことですが、市内ではコロナ禍明け以降、外国人が毎年約1万人増加しており、今回の生産年齢人口の増加も、多くは外国人によるものと推測されます。

 厚生労働省の発表によれば、日本で働く外国人労働者は昨年10月末時点で230万人を超え、前年同期比で12・4%増加し、過去最多を更新しました。横浜市でも人手不足を背景に、建設、介護、飲食、宿泊などの業界では、外国人労働者の力が不可欠となっています。外国人労働者の確保は、一部の業種にとっては非常に重要な課題です。

国際交流ラウンジ開所から1年

 横浜市では、市内に住む外国人のために、多言語での生活情報提供や相談、日本語教室の開催、通訳ボランティアの派遣、日本人との交流活動などを行う「国際交流ラウンジ」が設置されています。神奈川区にも昨年3月に多文化共生ラウンジがオープンし、地域の多文化共生拠点として、イベントの企画・運営や、外国につながる子供や若者の人材育成などが行われています。

 2月20日に発表された横浜市の外国人意識調査(令和6年夏実施、市内在住外国人を対象に5000人を無作為抽出)によると、「現在の生活に満足している」と答えた人は7割を超え、地域活動への参加意向も5割近くとなっています。

 しかし、地域防災拠点の場所を知っている人は4割以下であり、増加する外国人が災害時の対応について十分に理解していないことが懸念されます。今後、災害時の外国人支援にも力を入れていく必要があります。

 国際交流ラウンジなどの多文化共生に向けた取り組みは、すぐに効果が出るものではありませんが、地道に続けることが重要です。山中市長が力を入れている子育て世代だけでなく、高齢者や外国人も含めた誰もが暮らしやすい、インクルーシブ(包摂的)な社会が実現されるよう、予算案をしっかりと議論・審議していく必要があると考えます。

横浜市会議員 小松範昭

横浜市神奈川区六角橋2-5-24

TEL:045-491-7515

http://komatsu-noriaki.net/

神奈川区版の意見広告・議会報告最新6

「行くに径に由らず」の政治

市政報告

「行くに径に由らず」の政治

自民党横浜市会議員団 小松のりあき

4月24日

要介護高齢者を支援する取組

予算委員会で知事に質問 県政報告

要介護高齢者を支援する取組

県議会議員 片桐のり子

4月17日

教員の働き方改革とやりがい向上

未来を創る教育を 県政報告

教員の働き方改革とやりがい向上

県議会議員 片桐のり子

4月3日

新年度予算の前進面と課題

市政報告

新年度予算の前進面と課題

日本共産党横浜市会議員 宇佐美さやか

4月3日

未来につながるがん対策を推進

市会レポート

未来につながるがん対策を推進

自民党横浜市会議員 ふじしろ哲夫

3月27日

神奈川の日本酒の魅力発信

観光振興に期待 県政報告

神奈川の日本酒の魅力発信

県議会議員 片桐のり子

3月20日

横浜駅直結!東急リバブル横浜センター

▼売物件(一戸建、土地、マンション、事業用)募集中。お気軽にご相談下さい▼

https://www.livable.co.jp/branch/yokohama/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook