神奈川区スポーツ協会の会長に就任した 森山 明さん 西大口在住 64歳
「スポーツ好き」広めたい
○…区内の各競技団体をとりまとめる神奈川区スポーツ協会。約4年間副会長を務めたのち、5月20日の総会で会長に就任した。「どう動いたらいいか不安もあるが、周りに助けを借りながら軌道に乗せていけたら」と意気込む。
○…大学卒業後から横浜市スポーツ協会の職員として働き始め、主に横浜市三ツ沢公園青少年野外活動センターでキャンプのイベント企画や運営などを行ってきた。日産スタジアムのイベント企画や市スポーツ情報センターでの勤務を経て、現在は青葉区のくろがね青少年野外活動センターで、再び子どもたちのキャンプを支援する仕事に従事している。
○…「運動音痴で内気」だった小学校6年生の時、父の勧めで志賀高原へ5泊6日でスキー合宿へ行くことに。さまざまな年代が参加し初心者も多く、「滑るだけで楽しい」と感動。以来スキーの魅力にのめり込み、合宿に毎年参加するようになる。大学時代に加入した横浜スキー同好会は40年以上にわたり所属しており「大学時代はスキーに行くためにバイトでお金を稼いでいた」と笑顔で振り返る。ボランティアで中高生にスキーを教える際は、苦手意識を持っている昔の自分のような生徒一人ひとりに「どうしたらできるようになるか」と向き合っている。「『またやりたい』と言われた時が一番嬉しい」と笑顔。
○…運動が苦手だった子ども時代。「スポーツ協会の会長になるなんて思ってもみなかった」と笑う。「運動することだけでなく、観戦することや試合に持って行く弁当を作って支援すること、みんなスポーツ。『スポーツが好き』と言える人を増やしていきたい」スポーツの楽しさを広めるため、今日も奔走する。
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