神奈川区 社会
公開日:2026.06.11
市交通局 「バスでの転倒に注意」 羽沢宮向団地で講座
羽沢宮向団地で5月25日、「転倒事故から身を守る〜安全なバスの乗り方〜」と題した交通安全講座が開かれた。横浜市交通局鶴見営業所が講師を務め、同団地のシニアクラブ「寿会」の会員11人が、車内事故の現状や身を守る工夫について学んだ。
講座では、車内転倒事故の当事者の大半を60歳以上の高齢者が占める現状が報告された。「周りに迷惑をかけたくない」と停車前に席を立つ心理が怪我につながっているとし、完全に止まるまで席を立たないよう呼び掛けた。また、進行方向に対して手のひらを外側に向けて手すりを掴むと、急ブレーキ時の「引っ張る力」に耐えやすくなるといった、実践的な掴み方も伝授された。後半には実際のドライブレコーダーの映像も上映され、参加者は真剣な表情で見入っていた。
市交通局の担当者は「走行中の転倒事故が多い。安全なバスの乗り方を意識していただけたら」と話す。寿会の石川利雄会長(85)は「初めて知ることも多かった。手すりの持ち方など勉強になった」と振り返り、参加者らは安全への意識を新たにしていた。
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