神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2020年4月10日 エリアトップへ

神木公園 積算誤りで着工延期 再整備へ封鎖、住民不満も

社会

公開:2020年4月10日

  • X
  • LINE
  • hatena

 神木公園(神木1の4)=写真=が4月6日から再整備のため封鎖されている。昨年着工し、今年3月末までに完了予定だったが、川崎市の積算誤りにより入札延期となり、繰り越し工事となった。地域住民や公園利用者からは「子どもの居場所が必要なこの時期にやらなくても」と不満の声もあがっている。

 同公園は1971年12月竣工(16・2ヘクタール)。宮前区道路公園センターによると、公園老朽化に伴うリフレッシュ工事として6月30日までの3カ月間の工期(第1期)で、鉄棒やブランコ、コンビネーション遊具などの撤去と、一部樹木の伐採を行う。2期工事は年末から来年3月をめどに、新しい遊具が設置される予定だ。7月から年末までの間、公園は広場としての利用が可能。

 同公園の利用者からは、「木の根が出ていて子どもが転びそうで危ない場所や、中途半端に途切れた遊具などもあった」「休校の影響などで子どもの居場所が必要な時期なので、せめて全面利用禁止ではく、半分ずつなどしてくれたら」などの声があがっていた。

疑義申し立てで発覚

 当初は昨年11月に再整備の入札が行われ、11月から今年3月末まで工事が行われる予定だった。しかし、開札時に、業者から疑義申し立てがあり、積算誤りが発覚。その日のうちに入札を中止し、今年2月に延期、工事も繰り越された。

 市では設計前に新神木自治会や神木公園愛護会に要望の聞き取りや計画の通知に動いていたが、入札と工事の延期の通達はしていなかった。一向に着工されないことから愛護会から連絡があり、今年3月末に説明対応にあたった。

 同センター担当者は、「大変ご迷惑をお掛けし申し訳ない。タイミングは悪いが、やっと修繕できる機会が回ってきたので、御理解、御協力をお願いしたい」と呼びかけている。

宮前区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

市民の「誇り」向上

市民の「誇り」向上

都市イメージ調査

4月5日

女性管理職は過去最高

川崎市

女性管理職は過去最高

職員2024年度人事

4月5日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook