2月16日から3月15日までを期間とする所得税等の確定申告。宮前区・高津区・中原区を管轄する川崎北税務署(鈴木喜雄署長/【電話】044・852・3221)では、3密回避のためオンライン申告の推奨や入場整理券の導入などで混雑緩和に取り組んでいる。
1日1000人
同署では、多い日で1日1000人近い納税者が来場することもあるという。担当者は「今年の確定申告は、新型コロナの感染防止が最重要課題と考えている」と言い、自宅でのオンライン申告・納付を推奨する。「外出による感染リスクを回避することと、申告書作成会場の混雑を防止することにもつながる。e―Taxや郵送による提出をお願いしたい」と呼び掛ける。
国税庁は以前から効率化などを目的に電子申告「e―Tax」の普及を進めており、マイナンバーカードまたは税務署で発行されるID・パスワードがあれば申告できる。昨年の全国の確定申告人数は約2200万人だったが、スマートフォンやパソコンによるオンライン申告は約1100万人と全申告者の半数に上っている。
LINEで入場整理券
3密を避けるため、今年は会場に入るには入場整理券が必要になる。整理券は当日会場で配布するほか、LINEアプリで事前に入手できる。国税庁のLINE公式アカウントを友だち追加し、トーク画面から「相談を申し込む」を選択。申し込みは希望日時の10日前から可能だ。
当日配布する整理券は、発行状況により受付を早めに締め切る場合もある。
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