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公開日:2026.06.11
目指せ、「ポケモン博物館」 設立目指す会 発足
ゲームソフトとして誕生しアニメ化されるなど、人気を集めるポケットモンスターのミュージアムを町田につくろうと市内在住の広田悠大さんらが団体を立ち上げ活動を始めた。田んぼや森が多く残っていた自然あふれるかつての町田が作品の原点にあるというポケモンを通じて、市民らの地元に対する愛着を深めるきっかけなどにつなげたいという。
ポケモンは不思議な生き物「ポケモン」を集め、育てつつ、友だちと交換・対戦するゲームとして誕生。個性豊かなキャラクターが登場し人気を集め、現在はアニメやカードゲームなど、さまざまなコンテンツで展開され、世界中にファンをもっている。
そんなポケモンは町田とゆかりがある。生みの親である田尻智さんが作品づくりに生かしているとするのが、幼少期を過ごした市内の田んぼや森での思い出。昆虫やカエル、ザリガニなどをつかまえて、観察・研究をしていたといい、広田さんは「そのことを知らない市民も少なくない。より多く知ってもらいたいと思ったことがミュージアム設立構想を抱くきっかけの1つになった」と振り返る。
一方でポケモンはコンテンツとして、能登などの被災地における復興支援にもひと役買っていることなどから、町田を盛り上げるものになると思ったことも理由になったという。
そして、設立構想が生まれると日ごろから共に地域活動など取り組む大浦絢子さんに相談。賛同を得るとミュージアムづくりを目指す団体「まちだポケモンミュージアムをつくる有志の会」を結成し、その他のメンバーには活動を通じて学びを得てもらおうと子どもたちを誘い、この春から活動を本格化。「オンラインでミーティングを開くなど、子どもたちの保護者なども交えて活動を始めた。子どもの頃から親しんできたポケモンについて、みんなで話をするのは楽しい」と自身の子どもと参加する大浦さんは笑顔をみせる。
「藤子M」参考に
広田さんらがポケモンのミュージアムづくりを目指すなか、1つの指標にするのが川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」。数多くの漫画作品などを残した藤子・F・不二雄さんに関するものが観覧できる場所で、地域の活性化に貢献しているこのミュージアムを参考に、「ポケモンのミュージアムをつくる場合の建設費やどのくらいのお金を地域に落とすことができるのかなどを考えている」と広田さん。それらを参考に運営は行政を巻き込む形にすることで地域住民にポケモンのミュージアムを「町田みんなのもの」と認識してもらいやすくし、地元に対する愛着を深めるきっかけにしたい考えもあるという。
「建設地は町田駅近くやリニアが開通する相模原市・橋本地区に近い相原エリアなどがいいかと考えている。5年後あたりの完成を目指し大人も子どもも学びを得られるスポットにできればと思う」
市長に提案書
広田さんらは8月下旬には稲垣康治・町田市長に対して、今回のミュージアム建設構想に関する提案書を提出予定になっているといい、広田さんは「すぐに建設を求めるのではなく、まずは市民を交えた検討の場を設けてもらうことなどをお願いしたいと考えている」と話している。
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