春の叙勲・褒章と危険業務従事者叙勲が4月29日付で発令され、宮前区からは7人が受章した。
叙勲は国家や社会に対して功労が認められる人に贈られる勲章。功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた人が対象の「旭日章」と、公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた人が対象の「瑞宝章」がある。
消防功労として瑞宝単光章(藍綬)を受賞した、元川崎市宮前消防団分団長の安藤功さん(72)は「消防団や支えてくれた家族のおかげ」と受章を喜ぶ。JAの職員だった安藤さんは、36年前に宮前消防団に入団し、分団長や消防部長などを歴任した。「地域の方々と交流する良い機会となり、多くのことを学ばせてもらった」と振り返る。「昨年退団したがOBとして協力は惜しまない」と語る。
その他、区内からは旭日小綬章に保健衛生功労として元(公社)日本診療放射線技師会会長・中澤靖夫さん(70)、瑞宝小綬章に税務行政事務功労として元神田税務署長・岡田義廣さん(71)と元高松国税不服審判所長・渡辺正弘さん(70)、瑞宝双光章に教育功労として元トキワ松学園小学校校長・飯田靖夫さん(78)、瑞宝単光章に警察功労として元神奈川県警部補・桒原富男さん(73)が受章した。
一方、社会の各分野における優れた行いや業績のある者に記章を授与する褒章。顕彰内容で紅・緑・黄・紫・藍・紺の6種類がある。黄綬褒章に業務精励(水先業務)として東京湾水先区水先人・大宮博孝さん(73)が受章した。
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