神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2022年8月12日 エリアトップへ

笑いと音楽で戦争を伝承 川崎ゆかりの芸人「アップダウン」

教育

公開:2022年8月12日

  • X
  • LINE
  • hatena

 川崎にゆかりのある吉本興業のお笑いコンビ「アップダウン」は、戦争を題材にした音楽劇や漫才に取り組む。笑いを交えながらの伝承活動が注目を集め、全国各地の学校などで公演を行っている。

 アップダウンは、竹森巧さんと阿部浩貴さんのお笑いコンビ。竹森さんは宮前区に在住し、川崎市消費者行政センターの開く講座やPR動画などにも出演する。

 このうち、全国各地で上演する「桜の下で君と」は、知覧特攻隊を題材にした2人芝居。11年前、竹森さんが友人と「知覧特攻平和会館」(鹿児島県)を訪問し、特攻隊員の遺書をはじめとした展示物を見て衝撃を受け作品化。2人乗り戦闘機で特攻した教官と教え子の絆の物語で、先人たちが「国や家族を思う気持ち」や「置かれた状況を一生懸命生きている」姿を伝える。

 「芸人として未来の子どもたちのために」との思いを込め、笑いと音楽を交えてつくりあげた同作品。初上演には、居眠りせずに鑑賞する子どもたちの姿があった。「公演を続けよう」と竹森さんは決意したという。

 新型コロナ禍で公演中止が相次いだ2020年には終戦の日から1週間

動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信すると再生回数は1万3千回を超えた。その後「原爆をテーマにした作品をつくってくれないか」との依頼も舞い込み、長崎原爆をテーマにした「原爆漫才」も完成。活動の幅も広がっている。

8月25日には川崎区でライブ

 8月25日には川崎区日進町の複合商業施設「unico(ウニコ)」内のカフェ「IBIS(アイビス)」でお笑いライブ(チケットはhttps://line.me/R/ti/p/%40wwg9401tから 問い合わせはウニコ【電話】044・211・1711)を開催。原爆継承漫才を一緒に作った作家が川崎をテーマに書き下ろした芝居も行う。前出の作品についても触れる予定だ。

宮前区版のローカルニュース最新6

区役所に献血バス

区役所に献血バス

2つのRC合同 5月8日

4月23日

愛犬と公園で楽しもう

愛犬と公園で楽しもう

5月8日 東高根で

4月22日

活動の成果を披露

活動の成果を披露

6月2日、菅生分館拠点の団体

4月20日

消しては描かれ

トンネル落書き

消しては描かれ

馬絹町内会有志ら落胆

4月19日

若者文化推進など追加

ふるさと納税の活用事業 川崎市

若者文化推進など追加

4月19日

外国人人権考えるシンポ

オンライン参加も可

外国人人権考えるシンポ

4月27日 川崎区東田町で

4月19日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook