宮前区 文化
公開日:2023.11.03
みやまえロビコン30年
多彩な音が紡いだ心の宝物
仕掛人・河合さんに聞く
宮前区役所で昼のひとときを音楽で彩り、先月30周年をむかえた「みやまえロビーコンサート」。月1回のペースでさまざまなジャンルの奏者が出演し、これまで353回の公演数を誇る。
区民の憩いの場となった「ロビコン」の、立ち上げから18年に渡り礎を築いた河合由里子さん(79)=野川台在住=に話を聞いた。
音楽教室「鷺沼ミュージックセンター」を開いていた河合さん。1993年に区から、音楽推進事業として月1回開催するロビーコンサートの協力依頼が舞い込んだ。
休みなく約200回
河合さんの人脈も手伝い、多ジャンルの音楽家が出演した。日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスター・木野雅之さんやNHK交響楽団の団員などクラシック分野をはじめ、「南米のケーナに日本のお琴、シャンソン、タンゴ、ハワイアンなど、多種多様な方に出演いただいた」と河合さん。歌手・秋川雅史さんやバンドネオン・小松亮太さんなども名が広まる前に登場。「出演後に巣立っていかれた方が多いのもうれしい」と笑みを見せる。
2010年3月まで、200回近くの公演に携わった。「渋滞でアーティストの到着が遅れるなどドキドキしたこともあったけれど、一つも穴を空けることなく出演くださったことに感謝している」と語る。ロビーの改修工事期間を除き、休止することなく続いた。
階段下にも観客
音響が良いというロビーで演奏会が定着すると、開演前から来場者が集まるように。公演中は階段下まで人で埋まることもあった。「演奏を聞きに区役所に出向くという方も多かったと思う」
河合さんの自宅にはプログラムなどの資料が丁寧に保管されている。目を通すと、すぐに記憶がよみがえる。「楽しかった。心の中の宝物」。河合さんは目を細める。
当時を振り返ると周囲への思いもあふれる。「入院したときは対応で迷惑をかけたことに申し訳なく思っている。18年を通し、自分が頑張ったという感覚はなく、人に助けられ縁に恵まれお膳立てしていただいた」
30年区民から親しまれるロビコン。「今はいろいろな会場で開催されているのも良いと思う。この先もずっと続いてほしい」と思いを寄せる。
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