県無形民俗文化財「初山の獅子舞」を学ぶ出張授業が1月15日、菅生小学校で行われた。
初山の獅子舞は江戸初期から存在していたとされる伝統芸能。獅子頭を着け一人で舞う「一人立獅子舞」で、現在は菅生神社の例大祭(10月の第1日曜日)に笛や唄とともに舞が披露されている。
当日は担い手不足などの課題解決につなげようと、初山獅子舞保存会らが同校4年生を対象に実施。子どもたちは、宮前区市民提案型総合情報発信事業「あつまれ!!動画クリエーター」で、区内の小学生が保存会を取材し制作した動画を視聴。歴史や円形土壌で舞うこと、獅子頭を使うことなど、魅力を知った。同会会長代理の小金井睦雄さんによる笛の演奏も行われ、獅子舞の雰囲気を味わった子どもたちからはその後、絶えず質問が続いた。
休み時間には、昨年から舞子として活動する同校5年生が舞を披露。見学した児童から「かっこいい」「自分もやってみたい」という声が挙がっていた。
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