意見広告・議会報告
令和6年度第4回定例会 市政報告【5】 がん患者 治療と仕事の両立支援 公明党川崎市議会議員団 工藤れいこ
がん患者と企業両面の支援を
国は、第4期がん対策推進基本計画において、がんと共生社会の実現を目指し、働く世代のがん患者に対する離職防止や再就職支援の強化が不可欠と明記しています。
しかし、がんに罹患した市民から、仕事と治療の両立に不安を抱き、治療に専念したいものの職場に迷惑をかけるのではないかという思いから言い出しにくい、といった声が寄せられています。こうした状況から、がん患者などに対する支援体制の強化が必要です。
また、がんなどの病気を抱える方の受け入れに不安をもつ事業者へのサポートも必要です。東京都では、2017年に「東京都難病・がん患者就業支援奨励金」を創設し、難病やがん患者が治療と仕事の両立を図れるよう、新たに雇用したり、就業を継続する企業に対し奨励金や助成金を支給しています。この制度を活用して、本市在住の方が東京都に就職しているケースがあるそうです。企業などに対する支援の必要性についても訴えました。
市は、がん患者などの離職を防止するため、相談機関の情報発信の強化、企業にも専門家の派遣や労働相談の取組を実施し、治療と仕事が両立できる環境づくりを支援すると回答を得ました。
狭あい道路の対策
4m未満の狭い道・狭あい道路の多い地域では、配送トラックやごみ収集車、また緊急車両が進入することができず迅速な対応が妨げられる事例が見受けられます。
地元の馬絹4丁目付近では、大雨の降った日に、急病の方が救急車を呼んだものの、狭あい道路により車両が現場まで進入できずに時間がかかり、担架で搬送される際に雨にあたり大変な思いをされたという事例がありました。
狭あい道路が多い地域に住む市民が急病や火災時に危険にさらされることが無いよう対策を求めました。
市は、的確な消防・救急活動を行うためには、道路状況の把握は重要であること、狭あい道路などへの対策については、救急車両に積載しているメインストレッチャーなどの搬送資機材を活用するほか、必要に応じて消防ポンプ車と救急車が同時に出場するPA連携によるマンパワーの早期投入など応援体制を構築していると回答。
また、藤沢市の江の島などで導入されている、狭あい道路や人通りの多い観光道路に有効とされている軽ワゴン型の救急車の導入についても求めました。引き続き議論を重ねてまいります。
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