意見広告・議会報告
県政報告 おかげ様で議員活動30年 県議会議員(自民党)持田文男
神奈川県議会2025年第1回定例会の最終日となった3月25日、前年度予算比5・3%増となる2兆2158億円の一般会計当初予算が可決・成立しました。新型コロナウイルス感染症対策費で膨らんだ22、23年度に次ぐ過去3番目の規模となりました。
地域防災戦略
阪神淡路大震災から30年が経ちました。地震発生2日後の1月19日から6日間、立候補予定者として鷺沼駅で募金活動をしたのが私の政治活動のスタートです。
神奈川県は、地震被害想定調査の見直しと新たな地震防災戦略の策定に取り組んでいます。能登半島地震の教訓を踏まえ、予算には被害状況の把握や救出救助、輸送などを担う防災ヘリコプターの導入のための調査費用が計上されました。本格導入までは、民間のヘリコプターを借り上げることになります。避難所の生活環境の向上に有効なトイレカーも10台導入し、局所災害時に被災地へ迅速投入するとともに、大規模災害時は全国の自治体間での相互応援体制を確立します。
防犯カメラ設置支援
安全で安心なまちづくりの実現のためには、治安対策が重要です。地域防犯カメラの設置や自治会等が行う防犯カメラの設置支援を行う市町村に対して、国の重点支援地方交付金を活用し、補助率を3分の2、1台あたりの補助上限額を20万円に臨時的に引き上げて補助します。
脱炭素社会へ向け
24年のわが国の年平均気温は統計開始以降で最も高くなりました。脱炭素社会の実現に向けて、30年度までの「温室効果ガスの50%削減」という目標の達成は必須です。太陽光発電と蓄電池等の導入支援の拡充をはじめ、折り曲げやゆがみに強く、軽量化が可能な「ペロブスカイト太陽電池」の初期導入にも補助していきます。
新たな地方独立行政法人の設立
不祥事の続く県立障害者支援施設「中井やまゆり園」について、来年4月に地方独立行政法人へ移行することとし、「ともに生きる社会」の基本理念に基づき、適正な人材配置と組織体制の構築、知事が任命する理事長について意見し、附帯決議としました。
全国育樹祭の開催を
全国育樹祭は、全国植樹祭と並ぶ国民的な緑の祭典です。本県においては、天皇皇后両陛下をお迎えして南足柄市・秦野市で全国植樹祭を開催してから15年が経ち、植樹した木の手入れの時期を迎えています。27年には国際園芸博覧会が開催されることもあり、県議会として全国育樹祭の開催を求めて決議しました。
馬絹交番移転へ
明治22年に設置された歴史ある馬絹交番は、旧246号沿いに立地しています。馬絹交差点(空き地となっている市有地)に移転するため、県は今年度、女性設備を備え、安全・安心の拠り所となる機能を有した交番を建築します。
このたび政治活動30年を迎えることができました。多くの皆さまとの出会いが私の宝物です。今後も「一人の百歩より、百人の一歩」のスタンスで新たな時代へ向けて取り組んでまいります。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
4月18日
4月11日