意見広告・議会報告
宮前ガバナンス4月号 連載寄稿 いよいよ始まった、鷺沼駅前再開発! 〜予算審査特別委員会で質疑〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
令和7年度予算案を審議する予算議会の予算審査特別委員会において、鷺沼駅前地区再開発事業費について質しました。鷺沼駅前再開発は令和6年11月11日に、都市再開発法に基づく組合の設立が認可されました。令和7年度予算の事業費として、約6億6812万円を計上しています。令和7年度から、11年間に及ぶ大事業が目に見える形で動き出しました。新年度を迎えた鷺沼駅前はどのように変わっていくのか、議会で質しました。
令和7年度の工事においては、鷺沼駅とフレルさぎ沼の間にある市道鷺沼線の改良工事を行います。「市道鷺沼線」の工事期間中は、通行止めを想定しています。駅前のバスロータリーは、工事区域に含まれます。工事期間中のバスロータリーの継続利用に向けた改修工事、周辺道路の歩道拡幅、配水管工事を予定しています。課題となるのが、駅アクセスです。公共交通等を利用した通勤・通学等、市民生活への影響も想定されます。
令和7年度は、フレルさぎ沼の解体を予定しています。フレルさぎ沼は4月7日に、惜しまれつつ営業を終了しました。平成23年5月20日にオープンして以来、多くの区民に親しまれてきました。40店舗以上のテナントが入店し、宮前区民の多様な生活を支えてきました。馴染みの商業施設の閉店は、寂しくも感じます。工事期間中の東急ストアは仮設店舗として、現在のフレルさぎ沼第2駐車場の一部に移転し、市民の生活をつないでいます。
駅周辺では、工事や解体作業による渋滞を回避するためにも、組合は事前にスケジュールを示すべきです。工事期間中の駅アクセスについて、駅利用者に協力を頂かなければならないからです。鷺沼駅前再開発は、宮前区役所、市民館・図書館も含まれます。組合による住民説明会や情報発信だけではなく、本市ホームページへの掲載等、適宜、丁寧な情報発信を求めました。関連工事にあたっては、本市と組合の連携のもと、周辺への影響を最小限に留めるよう環境配慮を充分、行なうよう要望しました。
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5月9日
5月2日