宮前区 意見広告
公開日:2025.08.08
片目失明者への支援前進! 市政報告
義眼がアピアランス助成の対象に
公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう
6月の定例会において、「義眼装着に対する公的支援の必要性」を一般質問で訴えました。その結果、健康福祉局長から「義眼をアピアランスケア助成の対象とする」との前向きな答弁を引き出すことができ、片目を失明された方々への支援が大きく前進しました。
この問題に取り組むきっかけとなったのは、地域の方から寄せられた切実なご相談です。
昨年生まれたお孫さんが「小眼球」と診断され、生まれつき右目の視力を失っているとのこと。顔の成長を左右対称に保つため拡張器を装着しているものの、将来的には義眼装着が必要になると医師から言われているそうです。しかし、その費用は保険適用外で、1つあたり15万円前後。しかも2〜3カ月ごとに更新が必要となるため、経済的な負担は非常に大きく、ご家族の不安は深刻でした。
さらに私が調査を進める中で、事故や病気で片目を失った方であっても、もう片方の視力が0・6以上あれば身体障害者手帳の対象にならず、公的支援の対象外とされる現状が明らかになりました。
NPO法人「片目失明者友の会」によると、片目を失った方の6割以上がいじめや差別を経験しており、見た目の補完としての義眼は、単なる外見の問題にとどまらず、心のケアや社会参加に直結する重要な支援だと実感しました。
私は、市が今年度からスタートさせた「アピアランスケア助成制度」の中で、ウィッグや乳房補整具と並び、義眼も対象に加えるべきだと強く訴えました。
この制度は、ウィッグ・胸部補整具・エピテーゼ(身体の一部を模した補装具)が対象となっており、義眼も同様の役割を果たすものとして位置づけるべきだと考えたのです。
今回、義眼も新たに助成対象とする方針が市から示されたことは、制度の狭間に置かれてきた方々にとって大きな一歩となります。
この取り組みは、これまで支援の網が届かなかった方々にとって、ようやく差し込んだ希望の光です。
市民一人ひとりの声に耳を傾け、支援が届いていないところにこそ手を差し伸べることが政治の責務です。今後も当事者の声を丁寧に拾い上げ、実効性ある制度づくりに尽力してまいります。
公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう
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