宮前区 教育
公開日:2026.06.19
園バス試乗に親子夢中 60周年の地域に開く園
近年、子育て家庭の孤立が課題となる中、認定こども園ゆりかご幼稚園は「地域に開かれた園」として保護者同士が交流できる場づくりに取り組んでいる。その一環として、5月30日に未就園児家庭を対象とした「SLバス試乗会&園庭開放」を開催した。
当日は好天に恵まれ、未就園児親子や在園児、卒園児ら計17人が参加。ゆりかご父母の会の全面協力のもと、園庭が温かい交流の場となった。イベントでは、大人気の機関車型通園バス「SLゆりかご号」の試乗会を実施。たまプラーザ駅前や宮前平駅などの停留所から乗車した子どもたちは、車内で鳴り響く汽笛に大興奮。バスの乗降時には在園児が優しくエスコートする姿も。園庭開放ではプールでの水遊びが大人気となり、日陰のドームエリアや涼める教室も開放され、小さな子どもを持つ保護者への配慮が光った。また、在園児や卒園児も合流し、シャボン玉などで異年齢の賑やかな交流が見られた。最後は全員で伝統ダンス「オーレチャンプ」を踊り、参加者は和やかな雰囲気のまま帰りのバスに乗り込んだ。
今回の特徴は、父母の会の保護者がスタッフとして積極的に関わった点だ。父母の会の大西景子会長は、「みんなが大好きな汽車バスに小さい子たちも乗せてあげたい、園の魅力を伝えたいという思いから始まったイベント」と思いを語る。その言葉通り、帰りの車内や園庭では、1日のスケジュールや給食、保育料といった具体的な園生活について気軽に質問が交わされ、同じ親の目線で語り合える有意義な時間となったという。参加者の一人は「運動会も見に行ってみたい」と感想を述べた。
創立60周年を迎えた同園は、「今後も地域の子育て支援拠点として交流の場づくりを継続していきたい」としている。
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