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公開日:2026.07.31

宮前消防署 乳児を守る術知って すくすくひろばで救命教室

  • 実技で使用する乳児お人形を手にする宮前署警防第1課の小川史朗さん(左)と岡崎さん

    実技で使用する乳児お人形を手にする宮前署警防第1課の小川史朗さん(左)と岡崎さん

 宮前消防署は「すくすくひろば(地域子育て支援センター)つちはし」と共催で、乳児の安全に向けた親子救命教室を9月に初めて開催する。乳児のトラブルで多い誤飲による窒息に焦点を当て、実技を中心に1時間で予防・対処法などを解説予定。同署の職員は「小さい命を守るために、ぜひ参加してほしい」と呼び掛け、8月3日(月)から募集を開始する。

 乳児は食べ物や異物などを口に入れてしまい窒息する事故が起こりやすく、その場に居合わせた保護者がすぐに対処できるかどうかが、子どもの命を左右することも少なくない。宮前署によると、川崎市内での2025年中の0歳〜3歳の一般負傷による救急搬送602件のうち、窒息の事案が16件あった(速報値)。

 今回の教室は、そうした「もしも」の場面に備え、育児の当事者である保護者自身が実践的な救命技術を身につける機会として企画された。市内では以前に幸署や臨港署が親子救命教室を行ったことがあるが、宮前署では初めて。前任地の幸署で同様の教室を担当し、今年4月から宮前署警防第1課に所属する岡崎秀光さんが企画した。

 幸署での実施時は実技を中心とした企画が好評だった一方、会場が消防署だったため授乳室やおむつ替えスペースがなく、参加者から不便を感じる声もあったという。そこで、今回は保育・子育て総合支援センターに相談。会場や広報面で協力を得て、授乳室やおむつ替えスペースを備えたすくすくひろばでの開催が実現した。

 開催日時は、救急の日にちなんだ9月9日(水)・10日(木)の午前10時から11時。誤飲による窒息の危険性や、実際に窒息が起きた際の対処法(背部叩打法・胸部突き上げ法)、乳児の心肺蘇生法を宮前署の救急隊員が解説し、乳児の人形を1組1体用意して実技を中心に指導。短時間で実用的な知識を伝える。

 対象はおおむね1歳未満の子どもとその保護者で、定員は各日15組。参加費無料。岡崎さんは「お子さんを守るために、一番身近なご両親が事故を予防・防止するための知識を身に付けてほしい」と話す。

 申し込み先はすくすくひろばつちはしで、電話か来所で受け付ける。締切は8月31日(月)だが、定員になり次第受付終了。申し込み・問い合わせは同所【電話】044・855・1751(平日午前9時から午後4時30分)。

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