宮前区版 掲載号:2017年8月11日号 エリアトップへ

「うっきうき」愛され43年 市盆踊りの定番『川崎おどり』

文化

掲載号:2017年8月11日号

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「川崎おどり」の文字が入った当時の着物で踊る清水さん
「川崎おどり」の文字が入った当時の着物で踊る清水さん

 ♪唄えば うきうき いいじゃんか、踊れば うきうき そうじゃんか――。市内の盆踊り大会や運動会などでおなじみ、都はるみさんの『川崎おどり』。その誕生は1974年。川崎市が72年に政令指定都市に移行したことを祝い、市商店街連合会を中心とした「川崎おどり実行委員会」が制作した。

 当時を知る川崎駅広域商店街連合会の馬場義弘会長代行によると、それまで商店街では阿波おどりで催し物を盛り上げていたという。「阿波おどりは川崎が発祥ではない。独自の踊りをつくろう」と、商工会議所や当時川崎に工場があった日本コロムビア(株)などが協力。若手だった都はるみさんを起用し、歌詞を公募するなどして、誰もが歌って踊れる明るい曲に仕上がった。馬場さんは「市民の声で生まれた『川崎おどり』。末永く市民の皆さんに浸透してほしい」と話す。

 地域住民に盆踊りなどの指導を行う地元演歌歌手の清水マリ子さん(宮前区在住)は、完成当初パレードなどで踊ったメンバーのひとり。「大山街道を大勢で練り歩いた」と当時を振り返る。手をパッと開く振りや荷車引き動作が特徴的な『川崎おどり』。清水さんは「他の盆踊りに比べて込み入った踊りだが、手だけでも真似してできれば誰でも楽しめる」と教えてくれた。

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