神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2014年2月14日 エリアトップへ

神奈川県で唯一「交通事故専門士(中級)」の資格を取得した 神田正純(まさずみ)さん かんだ接骨院院長 37歳

公開:2014年2月14日

  • LINE
  • hatena

アメフトで培った挑戦心

 ○…区内で接骨院を営む傍ら、交通事故後のけがの治療をはじめ、賠償問題、車の修理など当事者のあらゆる悩みに対応し、助言、専門家の紹介などを行う「交通事故専門士・中級」の資格を昨年12月、神奈川県で唯一取得した(2月1日現在)。NPO法人「ジコサポ日本」が新設した資格で「事故の被害に遭った患者さんの悩みに応えてあげたかった」と笑顔で語る。

 ○…秋田市生まれ。すぐに都内に移り、少年時代は野球と水泳に打ち込んだ。当時から体が大きく、9年間続けた野球では主にキャッチャーとして活躍した。中学生のとき、知人に誘われて高校生のアメフトの試合を初めて観戦。「選手同士が、どかっとぶつかり合う激しさに衝撃を受けた。自分に向いているんじゃないかと思った」。自身にとっての未知なる競技。興味を掻き立てられる鮮烈な出合いが心を捉え、高校進学後はすぐアメフト部に入部した。チームでは最前線に立ち、相手にタックルでぶつかるポジションで奮闘。高校3年のころには関東大会の決勝戦まで進んだ。日体大進学後も継続し、卒業後は実業団で活躍した。

 ○…妻と娘2人の4人暮らし。趣味はオートバイでのツーリングで「渋滞することが多い国道246号線を、すいている明け方に走るのが楽しい」と語る。箱根駅伝も好きで、10年以上にわたり毎年芦ノ湖畔まで応援に行く。「コースを懸命に走る選手たちを直接見ると、テレビでは味わえないスピード感が伝わってきて面白い。学生が力走している姿に『自分も頑張らないと』と勇気をもらえる」

 ○…アメフト選手時代は骨折やじん帯の損傷など、けがの絶えない日常だった。引退した後、柔道整復師を目指したのは「選手時代から通い、ずっと親身に治療してくれた接骨院の先生に感動したから」。日ごろから支えてくれる家族への感謝を胸に、これからも地域の人々の健康を守る挑戦の日々が続く。

高津区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

遠藤 勝太郎さん

町会ぐるみで地域の活性化に尽力する

遠藤 勝太郎さん

子母口在住 78歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

川崎市出身 26歳

4月12日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

川崎市在住 20歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

3月22日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook