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高津区版 公開:2015年11月13日 エリアトップへ

書籍「ベーゴマで遊ぼう」を自費出版した 宮田 守さん 新作在住 64歳

公開:2015年11月13日

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ベーゴマ人生まっしぐら

 ○…「ベーゴマで遊ぼう」という書籍を10月末に自費出版するほどベーゴマ好き。オリジナルの紐の巻き方も開発した。ベーゴマ博士と呼んでも過言ではないだろう。2013年まで新作のファミリーマートのオーナー店主を務めていた。店の前にトーテムポールがある風変りなコンビニで覚えている人も多いのではないだろうか。店内も駄菓子屋さながら。ベーゴマはもちろん、駄菓子や昔遊びのおもちゃがずらりと並んでいた。そんな店づくりからも遊び心が伝わってくる。

 ○…新作で生まれ育つ。ベーゴマとは3人の子どもたちが通った東京都町田市の幼稚園で出会った。今から20年前の話だ。意外にも幼少の頃ではない。「新作には売っているお店がなかった」という。幼稚園でベーゴマ遊びを導入しており、すぐに魅了された。実家が新作で鉄を取り扱う製造業を営んでいたこともあり、ベーゴマの質感が手になじんだ。「これだ!という感じがありましたね」。ベーゴマを覚えるために日本で一番古いと言われる埼玉県の川口ベーゴマクラブに足を運ぶほど没頭した。

 ○…凝り性でDVD製作や映画にも夢中になったことがある。しかし、よくよく聞くとベーゴマに関連している。ベーゴマの遊び方を伝えるためのDVD製作、そのDVDをつくるために映画を参考にする…。「ベーゴマほどハマったものはない」ときっぱり。ベーゴマを販売するために選んだのが自店仕入れ可能なファミリーマート。店はテレビなどで取り上げられ、遠くは北海道から訪れたお客さんもいた。全てはベーゴマを中心に人生が回っている。

 ○…店の経営から退き、かねてから考えていた本の出版のために取材などで全国を奔走した。ゲームしか知らない今の子どもたちへ、ベーゴマの魅力を伝えるために。ベーゴマの魅力は回すだけではないという。「削って改造して、遊び方を探す。奥が深いんです」と少年のように目を輝かせた。

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